仕上がった織りネームをみると、濃い糸色のロゴの色が生地に透けてしまうことがあります。たとえば、テキストが緑色の白いラベルは、わずかに生地が緑色がかった色になる可能性があります。これは織物の風合いになり、ユニークな色味です。 ただし、選択した実際の糸色をなるべくきれいに発色させたい場合は、ピュアカラー加工のオプション選択をお勧めします。こちらは織りネームスタンダードのご注文ぺージ [ラベル]タブにオプションがあります。(シャイニー、 カスタマイズにも同様のオプションがあります)
こんな場合はピュアカラー加工を
生地の糸色で薄い色や明るめの色をご希望の場合は、特にピュアカラー加工をおすすめします。ロゴ色の透け感を防ぎます。
糸色がにじむ(透ける)理由は
例えば、白の生地で、黒いテキスト色のラベルがあります。このラベルの裏側は黒の生地と白のテキストになります。つまり逆の色になります。裏側の黒の背景色は、ラベルの前面を白ではなくグレーがかってに見せることでロゴ色の輝きを放ちます。 同じことが他のラベルの色にも当てはまります。ロゴが赤は前面が赤みを帯び、緑は緑がかった色、青は青みがかった色などになります。
ピュアカラー加工ではこのにじみ感を防ぎます。
ピュアカラー加工有りと無しの差は
「ピュアカラー加工」のない織りネームは、2本の糸で織られています。裏側は滑らかで、表側の写真ネガのように見えます。
一方、「ピュアカラー加工」の織りネームは色のにじみを防ぐために3本の糸で作られています。追加の3番目の糸はラベルの裏側に通り、ラベルの生地色と一致します。
以下に示す例で、2つのオプションの違いがわかります。
列Aは、「ピュアカラー加工」のある織りネームですを示しています。すべてのラベルの表面、裏面です。裏面に選択したテキストの色で裏に出る糸をはっきりと見ることができます。鮮やかな色を実現するために、ラベルとテキストの色の間に追加の糸が織り込まれ、背景の色が強化されています。
列Bのピュアカラー加工のないラベルは、少し暗い色合いになっています。たとえば、列Aの白いラベルと列Bの白いラベルを比較してみてください。
最後の行に、ピュアカラー加工オプションを必要としない赤いラベルの例を示します。生地色が、テキストの色に影響されないほど濃い色の場合です。
つまりは、薄い色のラベルのにじみを防ぐために、Wunderlabelの「ピュアカラー加工」オプションがあります。 選択することにより、鮮やかなクリアカラーのラベルが仕上がります。
実際の製作方法はもう少し複雑です。そしてわずかなオプション料金が発生しますが、色のコントラストをはっきりさせたい場合は、とても有効なオプションになります。
ぜひお試しください!